明石市大久保町 ジョリパット仕上げのお家の塗替え

「外壁の汚れやひび割れが目立ってきたので、外壁塗装を検討しています。前回の工事ではジョリパットという塗料での施工をしてもらい、仕上がった風合いをとても気に入っているので、ジョリパットの風合いをたもった塗装は可能でしょうか?」
皆さんはジョリパットという塗料をご存じでしょうか?
左官仕上げで施工されることが多い塗料ですが、もちろんローラーでの施工も可能です。
通常の塗替えと比べて、左官や特殊ローラーで仕上げるため様々な模様付けができ、とても意匠性の高い人気の塗装方法ですよ(^^)/
今回のお客様は前回の塗替えでジョリパットの左官仕上げ(連波模様)を施工されたようで、その仕上がりがお気に入りとのことでしたね。
ジョリパットでの風合いをたもった塗装を希望されていましたので、艶消し塗料のビーズコートでの塗替えをご提案させていただき、超撥水機能の実演にご満足いただけたようで塗装工事のご縁をいただきました(^^)/
施工内容 | 外壁塗装工事 |
使用材料 | スズカファイン ビーズコート |
施工期間 | 12日 |
工事費用 | 83万円 (足場代含む) |
デザイン性を重視した造りは要注意?
ひび割れや欠損などのトラブルも!

今回ひび割れも気にされての塗装工事でしたが、一部気になる箇所がありましたね。
玄関上の外壁の様子になりますが、ひび割れというよりは壁材の剥離に近い状態になっていますね(>_<)
玄関周りという事もあり、見た目的にもデザイン性を重視した造りになっていますが、実は耐久性よりもデザイン性を重視した箇所では、こういったトラブルが多かったりするんですよ( ;∀;)
下からは確認できない場所なので、お客様自身も気付かなかったみたいですね、、
こういった箇所から雨水が侵入して、雨漏れや外壁の腐食につながるケースも多いので適切な処理が必要です!

今回はコーキング材を隙間に充填することで、雨水の侵入を防ぐ為の処理をしましたよ(^^)/
こういった箇所は建物の揺れに対しては弱いので、ひび割れなどのトラブルが発生してしまうんでしょうね、、
このような箇所を発見した場合は、できる限り業者さんに相談されることをおススメしますね。後々のトラブルに発展してしまい、余分に出費がかさんでしまった!なんてことは避けたいですからね(>_<)
ジョリパット仕上げのメリット・デメリット!それではいざ塗替え!

ジョリパットの左官仕上げは、とても意匠性が高く左官で仕上げるため一つとして同じ仕上がりはありませんね!
そういった理由からも人気の塗装というのは納得ですよね(^^)
ただデメリットとして、模様の凹凸に汚れがたまりやすく美観的な部分ではあまり長持ちしないというのがありますよ、、
とくに明るめの色だと汚れも目立ちやすいので、今回のように気にされる方も多いですね(>_<)
そこで重要になってくるのが外壁塗装ですよ!
こちらのお家で使用した「ビーズコート」は、超撥水効果により塗膜への汚れが付着しにくい塗料なので、ジョリパット仕上げの外壁にはもってこいですよね(^^)/

それでは外壁塗装工事をスタートしましょう。
まずは基本中の基本!高圧洗浄ですよ(^^)/
今回はジョリパット仕上げの外壁ですので、凹凸にたまった汚れをしっかりと洗浄していきますよ。
外壁塗装において汚れは、塗膜の剥離を引き起こす要因になったり・・そんなトラブルはしっかりとした高圧洗浄で予防しましょう(^^♪
高圧洗浄での注意点は他にもありますよ!それが近隣の方への事前のご挨拶です。
防音タイプの機械を使用しますが、それでも音が発生する作業なので、事前にご説明のために挨拶をさせていただいていますよ(^^)/


職人親子の外壁塗装店 徳秀塗装では、高圧洗浄の際に施工箇所以外の窓や土間なども一緒に洗浄させていただきます。
せっかく足場を組んでの工事ですからね。普段掃除出来ないところもキレイにしちゃいましょう(^^)/
もし汚れが気になる箇所などございましたら、遠慮せず気軽にお伝えくださいね(^^♪
お客様への気持ちでおこなうサービスこそ手を抜かずしっかりと!が私たちが大切にしていることなんです!
ジョリパット壁の塗替えにおける注意点!透湿性の確保が重要

外壁塗装において塗料の密着性は、高圧洗浄の際にもお伝えしたようにとっても重要なんですよ。
どんなにいい塗料を使っても、塗替え後すぐに剥がれてきてしまった!なんて何の意味もないですよね( ;∀;)
そんな密着性を高めるための工程が下塗りになりますよ!今回は「ミラクシーラーエコ」とよばれるシーラーを下塗りとして塗装しました(^^)/
また下塗りにもフィラー・シーラー・プライマーなど様々あり、使用用途も異なりますよ。
とくにフィラーと呼ばれる塗料は、弾性塗料なので軽微なひび割れへの追従性があります・・ん?今回のお家もひび割れがありましたよね?!
そうなんです!本来はひび割れへのカバー力のある弾性塗料フィラーが下塗りとしては使用したいところですが、ジョリパットへの塗装で弾性塗料はNGなんですよ(^^;

今回使用した上塗り材「ビーズコート」は透湿性のある塗料になります。
透湿性とは、外壁の内側から外側へ湿気などを逃がすことができる性質のことをいいますね(^^)
ジョリパットは吸水性が高いため弾性塗料での塗装がNGとされています。理由としては内部からの湿気が塗膜を押し出してしまい、塗膜の膨れリスクが高くなるからなんですよ(>_<)
これが下塗りで弾性塗料であるフィラーを使用しなかった理由なんですね、、

上塗りは2回塗りが基本!2回塗りをすることで塗膜は強固になり、また塗料がそれぞれ持つ性質を最大限発揮させることができます(^^)/
今回の塗料においての最大の強みは超撥水性です。しっかりと撥水機能を発揮してもらい、ジョリパットの汚れ問題を予防してもらわないといけませんからね(^^♪
外壁塗装において上塗りは2回!とっても大切な事なので、2回お伝えしておきます(^^)/ 笑


外壁の塗替えが完了した様子になります!
既存のクリーム系からすこし黄色味の強い色へ塗替えになりましたよ(^^)/
アクセントで使用されているレンガともマッチしていて、お客様も大変喜ばれていましたね(^^♪
外壁塗装はお家を長持ちさせることが一番の目的ですが、見た目にも綺麗になる事で新しいお家に生まれ変わった気持ちになりますよね!
みなさん外壁塗装をしたことで、毎日家に帰ってくるのが楽しみになった!そうおっしゃられますよ(^^)
お家の付帯部は塗膜のモチを重視!
外壁よりも劣化スピードは早い?!

お家の付帯部は樋や水切り・庇などなどお家によって様々ですよね。
ただ付帯部は外壁と比べると劣化スピードは早くなります、、
付帯部自体の素材が外壁よりも紫外線などの影響を受けやすく、劣化しやすいことが原因の一つです(>_<)

なので付帯部への塗装は、外壁で一般的に使用されるような水性ではなく溶剤系の塗料を使用することが多いですね(^^)/
今回は「1液ファインシリコンセラUV」を使用しましたよ。弱溶剤系なので臭気も抑えられた塗料になります。
どうしても外壁と比べると、付帯部の方が早く色褪せが始まってしまいますが、できる限り劣化スピードを外壁と合わせて美観的な長持ちもしてもらいたいところですね( ;∀;)

鉄部へは上塗り塗装の前に、錆止め材を塗装することで鉄部の最大の悩み・・サビへの予防対策になりますよ(^^)/
どうしても外部で使用されている鉄部は、雨風の影響でサビの発生が起きてしまいますからね、、
サビの進行は腐食や雨漏れに繋がってしまいますので、放置は厳禁ですよ(>_<)
サビの発生する前に塗装することが出来れば、塗膜が形成されるので、よりサビの対策に繋がり長持ちさせることができます!


付帯部の塗装がすめば、いよいよ外壁塗装は完了になりますよ(^^)/
今回のお家は窓枠などの色と合わせて、付帯部も白色での塗装になりました。
窓枠などにあわせることで、建物に一体感が出て落ち着いた雰囲気になりますね。
もちろん違った色での塗替えも全然OKですよ(^^♪
色をかえた場合は、より付帯部が際立った仕上がりになりますよ(^^♪
今回は明石市大久保町でのジョリパット仕上げの外壁塗装工事の様子をご紹介いたしました(^^)/
ジョリパット仕上げは、デザイン性の高い塗装でとても人気ですが、デメリットもございますので施工前にはしっかりとした説明が必要だと思いますね、、
また塗替え時にも適切な塗料を使用しなければ、塗膜浮きなどのトラブルも発生するので注意が必要です(^^;
ただやはり意匠性の高い仕上がりであるジョリパットはお勧めの塗装工事になりますので、まわりのお家と差別化したい!といった場合に、とてもお勧めの塗装ですよ(^^)/
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
それではまた、次のブログでお会いしましょう!皆さまのお悩みが、職人親子の外壁塗装店 徳秀塗装で解決するかもしれません。
気軽にご相談ください(^ ^)/